私がびわの葉温灸を利用したわけ
びわの葉温灸は昔からがんに対する代表的な民間療法のひとつです。がん細胞は35度台の
低体温のとき最も増殖することがわかっています。そしてがん細胞は熱に弱く41~42度で死ぬ
といわれています。また、びわの葉に含まれる有効成分であるタウリン、アミグダリンに抗がん
作用があるといわれています。びわの葉温灸により血流改善と免疫力増強、自律神経のコント
ロールが期待できます。
体温が1度下がると免疫力は30%も低くなり、体温が1度上がると免疫力は500~600%も高く
なるそうです。
体温を上げることで、すでにがんになってしまった人では、「ナチュラルキラー細胞(NK細胞)」とい
うがん細胞を攻撃してくれるリンパ球の一種の活性化が進むといわれています。NK細胞の活性度
が上がるのは、体温が37度以上のときです。
私がフコイダンを使用したわけ
フコイダンには、アポトーシス誘導促進作用があるといわれています。正常な細胞はある一定期間
ごとに本能的に自滅し、新しい細胞に生まれ変わります。しかし、がん細胞は古い細胞が自滅をせず
に新しい細胞ができるという機能で増え続けます。この流れを止めるのがアポトーシス誘導作用です。
がん細胞を自滅させることでがんの増殖を抑制するのです。何より正常な細胞には影響を与えずに異
常ながん細胞のみを自滅させることができます。
フコイダンとは海藻類の表面のぬるぬるした物質です。もともと海藻類には抗がん作用があることがわ
かっています。
私がサメ抽出脂質を使用したわけ
サメ抽出脂質には腫瘍血管新生を抑制する作用があるといわれています。がん細胞は、自分専用の
血管を新生して栄養素や酸素を補給し、どんどん増殖します。病的血管新生を持つがん細胞は、新しい
血管が作られるのを何らかの形で阻止する以外に増殖を止めることはできません。サメ抽出脂質には
血管新生の促進因子を効果的に抑えることが確認されています。